過去ネタがつづいて「私も」退屈ですので、たまには違うおはなしです。

しばらく(後記以外の)工作記事が無かったのは、出来るまでナイショの30周年競作と、このプチレストアが上手いこと出来るか様子見してたからです。

てことで、それなりにうまくできたので記事にします。

我が社(?)には機関車が6両在籍しており、その半分は模型クラブの方(故人)より生前に譲り受けた車両です。
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その中の一つ、天賞堂DE10-1500番台。
調べてみると、かなり年季の入った(1980年代?)製品のようで、私より30年以上先輩です。当時としては高価な価格設定の模型だったようです。

そしてブラス完成品など買えない我が社では数少ない金属製車両であります。
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さて、このデーテンは譲受当初から明らかに不具合があった(モーターからの発煙等)のですが、これといって解決策が見つからず今日まで手を拱いていました。

このことを久しぶりに思い出して、今月の例会でN氏に診てもらったところ、やはり2軸側のモーターがお亡くなりになっているとのことでした。

というわけで、都合の良い代わりのモーターは無さそうですし、ぶっちゃけさほど曳く物もないので、生きている3軸側だけで自走できるようにする事にしました。

まずは2軸台車のトレーラー化です。
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問題の台車を取り外しました。すでにモータは撤去しています。

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裏のフタを外しました。

もう少しバラしてみました。
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これだけ平ギヤがあってもかなり静かなんですよね。さすが天下の天賞堂です。

で、トレーラー化のために、
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この3つを外しました。本来は残り2つも外すべきなのですが、潰しで固定してあって外すと二度と元に戻せなくなるので、このままにしておきます。

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いつか元に戻すかもしれないので、外したギヤはキレイに掃除してとっておきます。

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ギヤボックスは全て板で構成されているので、一旦すべてバラしてグリスを掃除して、元に戻しました。

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車輪は塗装されていますが、塗装もゴテゴテでところどころ剥がれているので、一旦剥がします。

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キレイになりました。片絶車輪です。

レストアといっても足回りの掃除がメインで車体にはあまり手を加えないつもりなので、オーバーホールの方がしっくりくるかもですね。

つづくッ!