通学で毎日電車を使っていると、めったに出会えない光景に遭遇する事があります。
つい先週のお話ですが、最寄りから普通電車の付随車(←ここ重要)に乗ったところ、やけにハッキリと速度に比例した走行音が聞こえました。

乗り換えの笠松でレールを見てみたら…
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手前のレール、ギランギランです。

この日の前夜(たぶん)、ここをレール削正車が通ったのでしょう。
というか、この日も保線車置き場にあのスペノのレール削正車が居ました。

実は岐阜方面のレールも数日前に削正が行われています。
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奥が数日前に削正が行なわれた岐阜方面行きのレール、手前が削正したてギラギラの名古屋方面行きのレールです。

先程から「ギラギラ」と表現するのにはワケがあります。
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スマホ画像のため鮮明ではありませんが、削正したてのレールはツルツルではなくザラザラなのです。走行しながら回転砥石で削るので、円弧状の模様が付くんですね。

そして、凸凹したところを転がるとそれはもうハッキリと音が出るわけです。ちなみに、この時期はクーラーがウルサイので、実は中からはあんまり聞こえなかったりします。

そして、その翌日
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なんともう薄っすら赤い錆が現れています。

そして、その9日後。
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もうかなりの錆が発生しています。車輪の触る所だけはくっきりギラギラです。まだレールはツルツルではありません。

名鉄は路線が長いですからスペノ君も1両じゃ大変そうですね。

以上、前だけでなく下もよく見て歩きましょう、というお話でした。